第2回経済財政諮問会議・産業競争力会議合同会議
議事要旨
内なるグローバル化について御議論いただく。
まず、佐々木議員から説明をお願いする。
(佐々木議員)
現在喫緊の課題である対日直接投資、
外国人材の活用に強力な施策を打っていく必要がある。
現在、「対日直接投資に関する有識者懇談会」で
外国企業等から意見を聴取しており、
法人税の減税、コーポレートガバナンスの強化、
人材確保や各種の規制緩和などといった
要望が出ているところである。
海外からの投資を呼び込んでいくためには、
国内市場を魅力的にすることが必須であり、
成長に向けた施策の継続的な推進が必要である。
働きたくても働けない 220 万人の女性の活躍の促進や、
外国人材の積極的受け入れのための環境整備が急務である。
女性の家事の補助や介護分野での
外国人によるサポートも検討していくべきであり、
国家戦略特区の活用も一案と考えている。
次に、高度人材。積極的な受け入れの為、
ポイント制の更なる見直しと認知度の向上を図るとともに、
外国人研究者の受け入れ、留学生の国内企業での活躍促進のために、
研究環境や生活環境の整備を図って、
現在受け入れ拡大のネックとなっている
帯同配偶者の就労規制についても緩和すべきと考えている。
内容必読
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(開催要領 )
1.開催日時:平成 26 年4月4日(金) 16:55〜18:32
2.場 所:官邸 4 階大会議室
3.出席議員:
議長 安 倍 晋 三 内閣総理大臣
議員 麻 生 太 郎 副総理 兼 財務大臣
同 菅 義 偉 内閣官房長官
同 甘 利 明 内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
兼 経済再生担当大臣
同 新 藤 義 孝 総務大臣
同 茂 木 敏 充 経済産業大臣
同 黒 田 東 彦 日本銀行総裁
同 伊 藤 元 重 東京大学大学院経済学研究科教授
同 小 林 喜 光 株式会社三菱ケミカルホールディングス
代表取締役社長
同 佐々木 則 夫 株式会社東芝取締役副会長
同 高 橋 進 株式会社日本総合研究所理事長
【経済財政諮問会議・産業競争力会議合同会議
(議題(1))のみの出席者】
谷 垣 禎 一 法務大臣
岸 田 文 雄 外務大臣
田 村 憲 久 厚生労働大臣
太 田 昭 宏 国土交通大臣
古 屋 圭 司 国家公安委員会委員長
秋 山 咲 恵 株式会社サキコーポレーション代表取締役社長
榊 原 定 征 東レ株式会社代表取締役 取締役会長
長谷川 閑 史 武田薬品工業株式会社代表取締役社長